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1017 学長課外特別講座

  • 篠宮
  • 2018年11月4日
  • 読了時間: 3分

せっかくの機会だったので、参加してきました。

まずはゲストであり、駒澤大学の付属校である駒澤大学苫小牧高等学校のOGである

「橋本聖子さん」(参議院議員・公益財団法人東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 理事)から

基調講演として「東京2020オリンピック・パラリンピック大会の多様性と調和とは~未来の社会にむけて~」をお話し頂きました。

橋本さんはオリンピアンの一人として、組織委員会の一人として、政治家の一人として様々な角度から話題を提供してくれました。

聴きながら勉強になることばかりでした。

その後はパネル討論のテーマに「パラリンピックと未来の共生生活について~東京2020オリンピック・パラリンピックと大学~」を設定し、

パネリストに

・橋本さん

・村岡桃佳さん(早稲田大学の学生でもあり、パラリンピックのメダリスト)

・馬島誠さん(駒澤大学OBであり、パラリンピックのメダリスト)

・萱場明子さん(東京都オリンピック・パラリンピック準備局パラリンピック部長)

・長谷部八朗さん(駒澤大学学長)

を迎えて行われました。

2020年の東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、【国】・【選手】・【都】・【大学】の立場からそれぞれの意見が交わされました。

例えば

【国】の立場から

・「学校に出向き、出張授業を実施している」

・「若い時に良いことも大変なことも含めてたくさんの経験をしてほしい」

【選手】の立場から

・「現地の応援、歓声が選手の力になる。ぜひ会場に足を運んでほしい。」

・「逃げない経験を身につけてほしい。今起きている小さな問題から大きな問題までの全てから逃げない。解決しなくてもいいからトコトン向き合う。その経験が、ここぞ!という時に不安にならないために活きてくる。」

【都】の立場から

・「パラリンピックや障害者スポーツに関心のある人は多い。でも生で観戦したことのある人は全体の1%くらい。スタジアムを満員にすることが本当のおもてなしになる。」

・「Be the HERO」というパラスポーツの魅力を伝えるPRビデオがある。(当日、実際に公開されました)

【大学】の立場から

・「オリンピック・パラリンピックだからといって、力を入れるわけじゃない。学生は学ぶ者としてこういう場を学びの場としてほしい。」

・「共学」(共に学ぶ)+「共創」(共生する場をお互いに創っていく)=「共生社会」

などです。

僕が気になったのは

萱場さんの

「2020年のレガシーは共生社会になる。誰もが能力を生かして、やりたいことをできる社会は障害のある人のために創っていく社会じゃない。何年後かの自分が生活しやすい社会なんだと思う。自分が生活しやすい!って思える社会を創っていきましょう!」です。

『共生社会』というワードは福祉でもよく耳にしますし、オリンピック・パラリンピックが近づくにつれてよく飛び交ってきているワードでもあります。

正直、『共生社会』が何を目指すのかよく分からない人も多いのではないでしょうか?僕もその一人です。

解釈が人それぞれで曖昧な感じが、福祉ワードあるあるの一つかもしれません笑

ただ萱場さんの発言を聞いて、僕の中にはストンと入ってきました。

以上が10月17日の報告です。

ちなみに今回が東京2020オリンピック・パラリンピックに向けての「学長課外特別講座」の2回目でした。2020年までに全5回行われるそうです。

次回は来年の前期に予定されています。興味のある人はぜひ参加してみてください~


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